大学生のためのクレジットカード基礎知識

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キャッシングにおすすめのクレジットカード-PR-

クレジットカードにはショッピング機能(立替払い)とキャッシング機能(お金を借りる)の二つの大きな機能が備わっていますが、ここでは、キャッシング機能に焦点を当てたいと思います。

キャッシングとは何か?、カードを選ぶ際の注目ポイント、おすすめクレジットカードなどを詳しくお伝えしますので、キャッシングに興味をお持ちの学生は、是非お読み下さい。

特にキャッシング関連のサービスは、どれも似たり寄ったりと言えなくもありませんが、細かい部分の違いが利便性やお得度に大きな差を生みますので、実際に使おうと思っている学生は、細かい点にも目を向けて、よく吟味してカードを選んで欲しいと思います。

キャッシング機能とは?

多くの学生はネット通販や携帯料金の支払いなどにクレジットカードを利用していると思いますが、その際使っているのは、クレジットカードのショッピング機能です。分割払いやリボ払いを利用しなければ金利手数料は掛かりません。

一方、キャッシング機能とは、お金を借りるサービスのことを言います。クレジットカードに設定されたキャッシング枠の範囲内であれば、繰り返し何度でも使えます。金融機関やコンビニ、スーパーなどにあるATMを利用して借りることもできますし、カード会社へ依頼(ネットや電話)して銀行口座に振り込んでもらうことも可能です。

ショッピング機能との大きな違いは、一回払い(一括払い)で借りた場合も、返済し終えるまでの間、金利手数料が掛かるという点です。

ご注意下さい!!

  • 預金もあるし、家に帰れば現金もある。しかし、出先で手持ち現金に不足が生じてしまったため、キャッシングで対応した。
  • 今月はたまたま出費がかさんだので、バイト代が入るまでのつなぎとしてキャッシングを利用。バイト代が入ればすぐに全額返済の予定。
  • 普段は使わないが、海外旅行資金が足りないのでキャッシングで一部賄う。バイト代で返す見込みはある。

このような一時しのぎや、返済見込みが立った状態で利用するなら問題ないと思いますが、慢性的に金欠状態で、毎月のようにキャッシングを使うような場合は危険信号です。自分の返済能力以上に利用してしまうと、後々、自分の首を締めてしまうことにもなりかねません。

キャッシングを使うならカードをきちんと選ぶべき!!

キャッシングを利用するなら、キャッシングに適したクレジットカードを使うべきだということを覚えておいて欲しいと思います。充実した機能・サービスの有無が、使い勝手の良し悪しに大きな影響を与えるほか、お得度においても違いが生じてきます。

使い勝手の悪いカードでキャッシングを利用すると、借入や増額返済の際にストレスを感じることが多くなるでしょうし、金利以外の手数料(ATM手数料や振込手数料)を払わされる機会が多くなることが考えられるからです。

キャッシングなんて金利が同じならどのカードも同じ、と考えるのは間違いです。周辺サービスが充実しているか否かで使い勝手やお得度に大きく差が出るのです。

カード選びの注目ポイント

キャッシング目的でクレジットカードを選ぶ際に注目すべき点を順に見ていきたいと思います。

①借入単位

借入単位はカード会社によって異なります。千円単位の場合もあれば、1万円単位の場合もあります。千円単位の方が使い勝手がいいのは言うまでもありません。1万円単位だと必要以上に借りることになる可能性が高まりますし、必要以上に借りる分、金利手数料も余計に払うことになる可能性も高まります。

もっとも、借入単位が1万円単位の場合でも、千円単位の増額返済が可能な場合は、実質千円単位での借入が可能です。借りた後、不要な分をすぐに返してしまうのです。ただし、手数料の掛からない方法で返さないと余計なコストがかかってしまうので注意が必要です。

②借入方法と手数料

借入方法は、口座への振込ATMからの借入が一般的。振込手数料は無料が一般的ですが、ATM手数料は、各社まちまちなので要注意。一般的に言えることは、カード会社が独自に設置している自社ATMの場合は、手数料が無料のケースが多く、提携ATM(設置会社との提携で利用できるATM)の場合は、手数料が掛かるケースが多いです。

手数料が掛かる場合、1万円以下の借入の場合で110円(税込)、1万円超の借入の場合で220円(税込)となるのが一般的です。

手数料が取られたくない場合は、振込での借入を常に利用すればよいわけですが、時にはATMを利用するということもあるでしょう。そういうことも考えるなら、ATM手数料が無料のカードを選ぶべきだと思います。

借入方法 手数料(一般的な場合)
振込 無料
自社ATM 無料※自社ATMを持つカード会社は少ない
提携ATM 有料※一部無料にしているカード会社もあります

③金利

金利は低いに越したことはありませんが、クレジットカードのキャッシング金利は大概が実質年率18.0%に設定されています。15.0%~18.0%というように幅のある設定がされている場合もありますが、低い方の金利が適用されるのは借入額が多い場合に限られますので、少額利用が中心の学生の場合、高い方の金利が適用される可能性の方が高いと考えてまず間違いないでしょう。

例えば、セブンカード・プラスの場合、実質金利が15.0%~18.0%となっていますが、融資残高の合計額が100万円以上の場合に限り、15.0%が適用されます(2015年10月現在)。学生には現実離れしすぎていて唖然とされる方も少なくないはずです。※そもそも、学生の場合で100万円ものキャッシング枠が設定されることはあり得ません。

増額返済・一括返済時の手数料

キャッシング利用分の支払いは、毎月の口座振替による引き落しが基本になりますが、ショッピングと異なり、利用日の翌日から1日毎に金利手数料が加算されていきますので、少しでも金利手数料の支払いを減らすには、増額返済や一括返済などの早期返済サービスを利用する必要があります。

ただ、早期返済関連のサービスはカード会社によって充実度が異なるということ、返済時に振込手数料などの手数料が掛かるケースがあることに注意しなければなりません。借入で金利手数料をとられ、増額返済や一括返済の際にまで手数料を取られたのでは、たまったものではありません。

以下の表は、カード会社が提供している増額返済や一括返済時の支払い方法の一例です。

返済方法 手数料(一般的な場合)
自社ATM 無料※自社ATMを持たないカード会社が多い。
提携ATM 会員負担※一部無料となるカード会社もある。
振込 会員負担
ネット返済 無料※ネットバンキングからの振込返済。曜日・時間帯を問わず返済できるメリットがあるが、採用しているカード会社は少ない。
口座振替額の増額 無料※毎月の口座振替額を増額して返済します。引き落し日までの日数分の金利手数料は掛かります。

おすすめカード

キャッシング利用に適したクレジットカードをピックアップしました。いずれも即日発行に対応していますので、お急ぎの方にもおすすめです。

エポスカード

エポスカードは年会費無料&最短即日発行の人気カード。自社運営のエポスATMに加えて、セブン銀行ATMと郵貯銀行ATMが借入・返済ともに手数料無料で使えます(便利でお得!)。

なお、振込キャッシングのほか、エポスATMとセブン銀行ATMでは、千円単位の借入も可能。また、初めてエポスカードのキャッシングサービスをご利用になる場合、初回借入日の翌日から最大30日間無利息になります。

年会費指定

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