大学生のためのクレジットカード基礎知識

HOME>基礎知識>

カード解約は慎重に!-PR-

不要なクレジットカードはカード会社の窓口に電話すれば簡単に解約できます。その際、担当者が電話に出る場合もあれば、自動音声応答で解約できる場合もあります。

担当者が電話口に出る場合は、解約理由を聞かれたり、余っているポイントが無くなりますけどいいですか?とか、年会費請求月の前まで使ってみては?といった軽い引きとめ工作があったりしますが、改めて解約の意思を伝えれば、あっさり解約手続きをとってくれます。

というように、解約はとても簡単です。ただ、思い立った勢いで解約するのではなく、電話する前によく考えてから解約することをおすすめします。後になって後悔しないためです。

そこで、クレジットカードを解約した後に後悔することのないよう、事前に考えて欲しいことを四つ紹介したいと思います。解約を検討中の方は参考にしてみて下さい。

解約後の限度額で大丈夫?

クレジットカードを解約すると当然のことですが、手持ちのクレジットカードが一枚減るので、使える限度額がその分減ってしまいます。他に何枚か持っていて、生活に支障ないという場合はいいですが、そうでない場合は困ってしまうことになりかねません。

学生の場合、クレジットカードの利用限度額は低めに設定されるケースが多いので、その辺をきっちり考えてから解約することをおすすめします。

特に一人暮らしをしている学生で、携帯料金や電気代、ガス代などをカード払いしている場合、限度額オーバーで引き落しができないと、最悪サービスを止められてしまうことにもなりかねません。解約は後のことも考えてから行って下さい。

少しは使いましたか?

作ったクレジットカードを散々使い倒した上での解約なら、カード会社としても、また機会があったら宜しくね、ということで気持ちのよい解約になるでしょう。しかし、入会キャンペーンのプレゼント目当てなどで入会し、入会後は一切利用することなく解約するというパターンでは、カード会社に良い印象は残りません。

あなたにクレジットカードを発行することで利益を上げるどころか、マイナスにしかならなかったのですから当然です。ある程度は、利用してから解約するのがカード会社に対するせめてもの礼儀です。

もし、その後、同じカード会社でどうしても作りたいクレジットカードが発行されても、一度そのような形で解約してしまうと、審査を通してもらうのは難しくなるはずです。作ったクレジットカードは多少なりとも使ってから解約するのが基本です。

実は使える特典があるかもしれません

長い間使用していないということは、自分にとって必要のないクレジットカードであるということ。だから解約しようと考えるのは、ごく普通のことと思いますし、サイト管理人自身もそのような考えに至り、解約したことは何度かあります。

ただ、解約の電話をする前に、今一度、自分にとって使える特典はないか、ネットなどで調べてみて欲しいと思います。後悔しないためです。サイト管理人は、二回後悔したことがあります。

卒業後は自分の信用力が問われる

学校卒業前の解約は特に慎重に行うことをおすすめします。手持ちカードが多すぎる場合は、気にする必要はありませんが、少ない場合の安易な解約は禁物です。ちょっと大げさかもしれませんが念のため。

と言うのも、学生時代は比較的緩い審査でクレジットカードを作ることができますが、社会人になってからは、学生時代より厳しく審査されます。

普通に就職して正社員の仕事に就いていて、かつ、過去に延滞を繰り返すなどのマイナス要素がなければ、問題ありませんが、就活に失敗してアルバイトなど不安定な職業で生計を立てることになってしまった場合や、学生時代に延滞を繰り返していたというような方は審査が厳しくなります。

審査が厳しくなることでクレジットカードに申し込んでも作れないという状況になってしまった場合、『卒業前に解約しなければ良かった』ということになるかもしれません。

特に卒業後のカード入会審査に不安要素がある方は、少なくとも二枚くらいはクレジットカードを残しておくことをおすすめします。また、一枚もお持ちでない場合は、卒業前に一枚でも二枚でも作っておくことをおすすめします。

ページトップへ