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PayPayが本人認証サービスに対応しました

ヤフー、ソフトバンク系のQRコード決済サービス(バーコード決済サービス)『PayPay(ペイペイ)』が3Dセキュアと呼ばれるクレジットカードの本人認証サービスに対応したという発表がありました(2019年1月21日)が、その具体的な内容や利用する必要があるのか否か、利用する場合のポイントなどについて解説します。

なお、現時点で当サイトにはQRコード決済(バーコード決済)に関連するページはありませんが、これを機にQRコード決済関連の情報提供も積極的に行っていこうと思います。

[目次]

本人認証サービス(3Dセキュア)対応とはどういうこと?

PayPayには、①PayPay残高と②Yahoo!マネー、③クレジットカードという三つの支払い方法が用意されておりますが、今回関係するのは①と③についてです。

これまでPayPayでは、クレジットカード登録の際に、カード番号と有効期限に加えて、セキュリティコードを入力させることでカード認証が行われてきましたが(Yahoo!ウォレットから移行する場合はセキュリティコードのみ)、例えば、第三者が他人のクレジットカードを不正入手し、券面に記載されているカード情報を見ながらPayPayに登録すれば、本人になりすまして利用できる状況にありました。

そうしたクレジットカードの不正使用問題を解決する技術が3Dセキュアと呼ばれる本人認証サービスで、あらかじめ設定したパスワード(カード暗証番号やセキュリティコードとは異なる)を入力させることで、クレジットカードの不正使用を防ぐことができるのですが、その仕組みをPayPayに導入したということが発表されたという訳です。

これにより、他人のクレジットカードを悪用しようとする人間を排除できるようになったのと同時に、セキュリティ面が向上したことで、クレジットカードの決済上限額が引き上げられる(この後解説)など、サービス面での向上がもたらされることとなりました。

それはさておき、なぜ、ヤフーやソフトバンクといったクレジットカードの発行も手掛ける超大手のネット・通信企業が当初より3Dセキュアを導入した上でPayPayサービスのスタートを切らなかったのか、疑問の残るところではあります。

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本人認証をする・しないでどうなる?

PayPayではクレジットカードによる決済金額に対し上限額を設けていますが、3Dセキュアによる本人認証を行うことで、決済上限額の制限が以下のように大幅に緩和されます。

決済上限
本人認証 24時間当たり 30日当たり
認証未済 2万円 5万円
認証済み - 25万円

なお、2019年1月21日以降、本人認証を行っていないYahoo! JAPANカード(チャージできる唯一のカード)では、PayPay残高へのチャージができなくなるのでご注意下さい。また、認証後のチャージ上限額は、決済上限額と同様の25万円/30日となります。

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本人認証をするか否かはよく考えてから!

PayPayを利用する上でクレジットカードの本人認証が必要なのは、今のところ次の二つのケースに限られます。

  • Yahoo! JAPANカードでPayPay残高にチャージする場合
  • クレジットカードの決済上限額を引き上げる(25万円/30日)場合

以上の方は、クレジットカードの本人認証が必須になりますが、クレジット決済上限額が2万円/24時間、5万円/30日で間に合うという方、PayPay残高のクレジットチャージは行わないという方にとっては必須ではありませんので、無理に本人認証を行う必要はありません。

いつか来るであろう高額決済の日に備えて本人認証を行うのも選択肢の一つではありますが、PayPay残高へのクレジットチャージを行いたいという方は別として、使う予定もないのに、わざわざ決済上限額を引き上げておくのは、自分からリスクを背負いこむことにもなりかねません。

どうするかは、ご自身でお決めになることですが、万が一のことを考えたら、本人認証をせず、決済上限額を低くしておく方がセキュリティという観点からはおすすめです。

なお、誤解のないように付け加えておくと、本人認証しないと個々のPayPay利用者がセキュリティ面で不利な状況になるという訳ではありません。あくまでも、PayPayというQRコード決済サービスが、不正使用の温床にならずに済むということです。

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クレジットカードの本人認証する際に知っておきたいこと

PayPayでクレジットカードの本人認証をする際に知っておいて欲しいことをまとめます。

PayPayアプリのバージョン確認

本人認証サービスを利用するには、ご利用中のPayPayアプリがバージョン1.7.0以上である必要があります。そうでない方は、まずはアプリのアップデートを行う必要があります。

3Dセキュア非対応のクレジットカードがある

PayPayに登録済、あるいはこれから登録しようとしているクレジットカードが3Dセキュアに対応していないと3Dセキュアによる本人認証を行うことができません。

事前に3Dセキュアの利用設定が必要です

PayPayでクレジットカードの本人認証を行う前に、認証してもらうクレジットカードの発行元カード会社で3Dセキュアの利用設定を行う必要があります(設定済の場合は不要)。これができてないと、PayPayアプリで本人認証をしようとしてもエラーになってしまいます。

3Dセキュアの設定は、どのカード会社もWebで受け付けていると思いますし、設定後、すぐに利用できると思います。『カード会社名 3Dセキュア』といった感じで検索すれば、説明・申込ページが出てくると思います。また、カード会社によってはマイページ内で受け付けている場合もあります。

なお、本記事執筆に先立って、サイト管理人が利用しているイオンカードセレクトの3Dセキュアの利用設定をしましたが、イオンカードの場合は、マイページ内ではなく、申込フォームに必要事項を入力するだけですぐに設定ができました。また、リクルートカードプラス(ジェーシービー発行)の場合は、マイページ(MyJCB)内での申込になっていました。

本人認証は簡単です

3Dセキュア設定済のクレジットカードなら本人認証手続きはPayPayアプリ上で簡単に行えます。新規で登録するクレジットカードか登録済のクレジットカードかで、若干プロセスが異なりますが、迷うことなくできるでしょう。

登録済のクレジットカードの場合は、左上三本線をタップ⇒支払い方法設定⇒登録済のクレジットカードを呼び出す。本人認証が済んでない場合は、クレジットカードのイメージ画像に『本人認証していません』と表示されているので、そこをタップ。すると、本人認証の案内が出てくるのでそれに従って進めていけば簡単にできます。

新規でクレジットカードを登録する場合は、登録プロセスの中で、本人認証画面が出てくるので、案内に従ってパスワードを入力するなどすれば、簡単に本人認証ができます。

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PayPay利用でお得なクレジットカード

PayPayをお得に利用するのに最も大事なことは、言うまでもなくポイント還元率の高いクレジットカードを登録して利用すること。ポイント還元率の低いカードでははっきり言って損です。できれば、還元率の高いカードにチェンジすることをおすすめします。

REX CARD

例えば、業界トップクラスのポイント還元率誇るREX CARD。還元率1.25%はまさに圧巻です。その他、リクルートカード(還元率1.2%)などもいいですし、PayPay残高へのクレジットチャージができる唯一のクレジットカード、Yahoo! JAPANカードも還元率1.0%とおすすめです。

なお、Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードは、国際ブランドが、VISAあるいはMastercardのみとなりますのでご注意下さい。

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参考記事

最終更新日:2019年1月29日

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