JMBローソンPontaカードVisa(長いので、以下ローソンPontaカードと呼びます)は、コンビニの利用機会が多い方の必携カード。ローソン利用者に限らず、セブン-イレブンなど主要コンビニを併用される方にもお勧め。中でもローソンの利用機会がある方やファミリーマートを利用される一部の方にはポイント三重取りという裏技的利用法もあるので見逃せません。
また、コンビニ以外にも活躍のシーンは盛沢山。そもそも、ローソンPontaカードには、共通ポイントシステム『Ponta』機能が搭載されているため、Ponta加盟店であれば現金払いでもポイント獲得が可能です。そのため、カード払いを多用したくないという方でも着実にポイントを貯められます。利用可能な店舗は全国2万店舗以上あります。
なお、ポイント利用という点で見ると、1ポイントから使用でき、必ずしも沢山貯める必要がないという手軽さがあり、ポイント有効期限に関しても、ポイント数に増減があった時から1年ということで、普通に使用している分には、実質無期限と言えます。というようにポイントプログラムに関してはユーザー目線に立って力を入れている印象のあるカードです。
ポイントプログラムがこのカードの最大の魅力です。検討中の方は、ポイント付与・利用・有効期限などについてしっかり抑えておくことをお勧めします。
ポイント付与に関しては二つケースで異なります。
VISA加盟店で利用した場合は、一ヶ月間のカード利用額の総額に対して、カード利用1,000円毎に5ポイント付与されます。還元率は0.5%。通常利用の場合はごく一般的な還元率になります。
Ponta加盟店で利用した場合は、加盟店毎に異なるので一概には言えませんが、支払い方法を問わず、購入額100円に毎に1ポイント付与されるケースが多いように見受けられます。また、カード払いの場合は、別途1,000円に付き5ポイントが付与されます。
獲得したPontaポイントは、一部を除くPonta加盟店で1ポイント=1円として買い物に利用できます。加盟店により異なりますが、1ポイントあるいは10ポイント程度から利用できるケースが多いため、使い勝手も◎。小数ポイントから利用できるということは、ユーザーにとっては大きなメリットに繋がりますので評価すべきポイントになります。
ポイントの有効期限は、ポイント数に増減があった最後の日から一年間。普通に利用している分には無期限有効と言えます。ポイントの増減が生じればよいので、必ずしもカード払いを利用する必要もありません。例えばPonta加盟店で買い物する際に提示すればポイントがもらえますので、その時点から一年先に有効期限がリセットされます。
ローソンPontaカードはJALとの提携カードであるため、獲得したPontaポイントをJALマイレージへ移行することも可能。2ポイント=1マイルのレートで移行されます。移行手数料は無料で年間の移行上限もありません。また、JALマイレージをPontaポイントに移行することも可能で、この場合は1マイル=1ポイント(1万マイル以上の場合)となります。
ローソンPontaカードは、コンビニの利用機会が多い方に最適だと冒頭で触れましたが、当サイトがお勧めする利用法では、このカードをコンビニで直接使うのではなく、電子マネー楽天Edyのチャージ用カードとして利用し、支払いは可能な限り楽天Edyで行います。
そうすることで、コンビニ利用でより多くのポイント獲得が可能になります。ローソンでポイント三重取り(還元率約1.5%)、その他では二重取り(還元率1.0%)。なお、楽天Edyが使えるコンビニ数は、電子マネーの中ではズバ抜けて多く、主要五社をはじめ、中堅・中小のコンビニの多くを加盟店に持つため、使い勝手は抜群です。地方の聞いたこともないようなコンビニでも大概は利用できます。
ポイント三重取りは、ローソンを使う場合と一定条件を満たした場合にファミリーマートでも実現します。事前準備が必要ですが、ローソンPontaカードを作ったら、次に携帯アプリ型の楽天Edy(プリペイド型の電子マネー)を携帯やスマホにダウンロードします(無料)。おサイフケータイと呼ばれる機種ならどの携帯でもOK。
ダウンロードが成功したら、『Edyでポイント』という獲得ポイントを選べるサービスでPontaポイントを選びます。楽天スーパーポイントやTポイント、ANAマイルといった別のポイントを選ぶこともできます。
なお、楽天Edyには専用カードタイプのものやクレジットカード一体型など携帯アプリ以外のものもありますが、カード入手の際に手数料が掛かる(300円程度)ということと、獲得ポイントが選べるEdyでポイントが携帯アプリ型の楽天Edyでしか利用できないということ、さらには次に述べるチャージに関しても、カードタイプのものだとチャージ用端末を別途用意する必要があることから無料で利用できる携帯アプリ型のものをここでは紹介しています。
次にアプリからチャージ用カードを登録します。チャージ分のポイント獲得のためローソンPontaカードを登録します。他のカードの登録も可能ですが、ポイントが付きません。楽天Edyへのチャージでポイントが付く無料カードは、ローソンPontaカードしかなく、そこがこのカードの強みでもあるのです。
チャージ用カードを登録したら、アプリから必要額をチャージして楽天Edyをローソンで使うだけ。使用する際には、ローソンPontaカードの提示を忘れずに行います。これでポイント三重取りが実現します。具体的に見てみましょう。
①ローソンPontaカードから楽天Edyにチャージ ※楽天Edyはアプリ型を使用 (以下、ローソンでお買い物) |
税込1,000円毎に5ポイント |
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②楽天Edyの利用ポイント | 税込200円毎に1ポイント |
③お買い上げポイント ローソンPontaカード提示 |
税抜100円毎に1ポイント |
仮に税込1,000円の買い物をした場合は、5+5+9=19ポイントとなり、ポイント還元率1.9%が実現します。その他セブン-イレブンなど楽天Edyの加盟コンビニで利用すると、表の①と②で5+5=10ポイントとなり、還元率1.0%となります。ちなみに、楽天Edyはコンビニだけでなく、全国30万以上の加盟店舗でも使用することができます。
ファミマTカードをお持ちの場合は、ローソンPontaカードでチャージした楽天Edyをファミリーマートで使用する際にファミマTカードを提示することでポイント三重取りが実現します。その仕組みは先のものと同じで、①ローソンPontaカードから楽天Edyへのチャージ、②楽天Edyをファミマで使用、③ファミマTカードの提示(購入ポイント)という形で三重取りとなります。
なお、①の楽天Edyへのチャージは、あくまでもローソンPontaカードからというところが注意点となります。ファミマTカードから楽天Edyにチャージしてもポイント付与がありません。
Pontaに加盟しているのは79社106ブランド(2016年1月現在)。店舗数は全国約24,000。現金払いでもPontaポイントがもらえますので加盟店で買い物をする際はカードを忘れずに。
カード名称 | JMBローソンPontaカードVisa | |
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年会費 | 本カード | 永久無料 |
ETCカード 希望者のみ |
年会費:無料/発行手数料:無料 | |
最短発行 | 最短7営業日 | |
国際ブランド | VISA | |
申込資格 | 以下二点を満たす方 ・高校生を除く18歳以上で電話連絡可能な方。 ・提携金融機関に決済口座をお持ちの方。 |
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発行会社 | 株式会社クレディセゾン |