お得や節約が大好きだという学生にとって、必須とも言える共通ポイント。既にいくつかの共通ポイントの会員になって、日々ポイント獲得に勤しんでいるという学生も少なくないと思いますが、ここでは、ローソンや昭和シェルなどの大手チェーン店をはじめ、じゃらんnetやポンパレモールなどリクルート系ネットサービスを主要加盟店にもつPontaポイントに焦点を当てたいと思います。
以下、基本的な仕組みやPontaポイントのお得な貯め方、Ponta機能付きの学生向けクレジットカードなどを紹介していきます。
共通ポイントサービスのひとつ。楽天ポイントやJR東日本のJREポイントなど後発組共通ポイントサービスが続々登場する昨今ですが、Tポイントに続く後発組み共通ポイントの先駆けとしてローソン、ゲオ、昭和シェルの会員を移行する形で2010年3月に誕生。三菱商事系のロイヤリティ マーケティングが運営しています。以後、急速な勢いで会員数を伸ばし今に至ります。
一般的な共通ポイントサービスと同様に加盟店での買い物やサービス利用の際にPontaカードを提示(オンラインサービスの場合は提示不要)すると加盟店毎に決められたレートでポイントが付与されます。例えば、100円毎に1ポイント、あるいは200円毎に1ポイントといった形で付与されます。
付与されたポイントは、1ポイント=1円として加盟店での買い物やサービス利用時に使用できるほか、JALマイルやdポイントなど提携ポイントへの移行も可能です。
Pontaポイントの有効期間は、獲得、あるいは利用によるポイント変動日から1年後となりますので、普通に利用している分には実質無期限と言うことができます。
なお、じゃらんnetなどリクルート系サービスで獲得したPontaポイントに関しては、二通りの有効期限があり、Ponta会員IDとリクルートIDの連携ができている人(Ponta Webに登録している人)は、先にお話した有効期限と同じですが、Ponta Webに登録していない場合は、ポイント加算月から一年後の月末ということになります。
2015年11月に、リクルートポイントとPontaポイントが統合されたことによって、使い勝手は物凄くよくなったのですが、少々分かりにくくなったような気がします。
Pontaの会員数は7,651万人(2016年5月末時点)ですから、多くの学生が既にPonta会員になっているだろうと思われますが、Ponta会員になってポイントを獲得&利用するには、Pontaカードを入手し、会員登録する必要があります。
Pontaカード(クレジット機能なし)は、ローソンやゲオ、昭和シェルなど主要加盟店で無料配布していますので、それをもらってきてもいいですし、郵送で送ってもらうことも可能です。郵送の場合は会員登録を兼ねていますが、加盟店でもらってきた場合は、別途、Ponta.jp、あるいはPonta Webで会員登録する必要があります。
登録先が二つあって紛らわしいと感じるかもしれませんが、じゃらんnetなどリクルート系サービスを既に利用している、あるいは、これから利用したいとお考えの場合は、Ponta Webへの登録(リクルートIDが必要)をおすすめします。
Ponta Webに登録するとリクルートIDとPonta会員IDが連携されるため、Pontaポイントの使い勝手が格段によくなります。
例えば、リクルート系サービスの利用で獲得したPontaポイントをローソンなど街中の実店舗で利用することができますし、逆にローソンなど実店舗で貯めたPontaポイントをじゃらんnetなどリクルート系サービスで利用することができるようになります。
Tポイントも楽天ポイントも貯めていますが、当ページ執筆時点で一番貯めているのはPontaポイントです。Tポイントを積極的に貯めていた時期もありましたが、今はPontaがメインです。
じゃらんnetで旅行の宿泊代に充当したり、JALマイルへ移行して、家族三人分の国内航空券に交換しています。沖縄へ行くことが多いですが、旅行代金の三分の一くらいは減らせているのではないかと思います。これがなければ、沖縄には行ってないと思います。旅費が高いですから・・。
主な加盟店です。
コンビニ | ローソン/ローソンストア100/ローソンフレッシュ |
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飲食 | 大戸屋/ケンタッキーフライドチキン/ピザハット/ホットペッパーグルメ |
ネット通販 | ポンパレモール |
音楽・映像 | HMV/HMV ONLINE/ゲオ |
スポーツ | ヒマラヤ/ヒマラヤオンライン/ビーアンドディー/スポーツクラブ ルネサンス/ゴルフダイジェスト・オンライン/じゃらんゴルフ |
引越し | サカイ引越センター/日本通運/ハート引越センター |
英会話 | Gabaマンツーマン英会話/レアジョブ英会話 |
ドライブ | 昭和シェル/日産レンタカー/オリックスレンタカー/Taxi Ponta/ONIX/日本ロードサービス |
旅行 | じゃらんnet/H.I.S/JALエービーシー |
航空 | 日本航空(JAL) |
Pontaポイントをより効率よく貯める方法を三つ紹介します。
この後のおすすめクレジットカードの箇所でも紹介していますが、リクルートカードを作るのが最も効率よくPontaポイントを貯める方法です。年会費無料で還元率1.2%。付与されるポイントは、リクルートポイントと言って、Pontaポイントではありませんが、Ponta Webから簡単にPontaポイントへ交換することが可能です。
Ponta加盟店と言っても身近に沢山あるわけではありませんし、あったとしても頻繁に利用するとは限りませんので、リクルートカードのように汎用性が高く、還元率も高ければ、効率よくポイントを貯めていくことが可能になります。
Ponta加盟店であり、かつ、クレジットカードや電子マネーでの支払いが可能なお店では、ポイント二重取りが基本です。Pontaカードを提示した上でカード払い、あるいは電子マネーで支払うことで、提示ポイントとカード利用ポイント(電子マネー利用ポイント)の両方が一度に手に入ります。
おサイフケータイの楽天Edy(電子マネー)をお持ちの場合、選べるポイントプログラムが利用できます。楽天スーパーポイントはもちろんですが、ANAのマイルやTポイント、Pontaポイントも選べます(全14種類)。200円に付き1ポイント。還元率0.5%になります。
なお、楽天Edyへのチャージ用クレジットカードに、リクルートカード(VISA)を利用すると還元率1.2%ですので、利用時(0.5%)とチャージ時(1.2%)のダブルでポイントがもらえます。合計還元率1.7%に達します。※楽天Edyへのチャージでポイントがもらえるクレジットカードは限られていますのでご注意下さい。
さらに、リクルートカードVISAでチャージしたおサイフケータイの楽天EdyをPonta加盟店で利用した場合、Pontaカードの提示ポイントももらえます。還元率は加盟店により異なりますが、代表的な加盟店であるローソンで利用した場合は、Pontaカードの提示ポイントだけで1%の還元率になりますので、先のクレジットチャージ利用ポイント1.2%と楽天Edy利用ポイント0.5%と合わせて合計2.7%もの還元率が実現します。
Pontaポイントでお得なクレジットカードを紹介します。
Pontaポイントを最も効率よく貯めたいとお考えの学生におすすめなのが、年会費無料で作れるリクルートカード。基本還元率1.2%と高い還元率が魅力。
リクルートポイントという形で付与されますが、Web上の手続きで簡単にPontaポイントへ交換可能。待ち時間なくポイント移行が可能です。
Pontaポイントを貯めたいなら以下のクレジットカードがおすすめです。