リクルートカードは、就活やバイト探し、飲食店のクーポンなど学生生活に欠かせないサービスを幅広く展開しているリクルート発行のクレジットカード。
ポイント還元率が高い(クラス最高水準の1.2%!!)上に、海外旅行保険など付帯保険も充実。年会費も永久無料と非の打ち所はありません。特に次のような学生が利用すれば、大きな満足が得られるでしょう。
以下、具体的に見ていきましょう。
リクルートカードのウリは何と言ってもポイント還元率の高さ(1.2%/税込100円=1.2P)です。還元率が高いため、メインカードに最適。携帯料金の支払い、ネット通販、ファミレスでの支払いなどあらゆる用途に適しています。ポイント有効期限も最終獲得日から12ヵ月後の月末までということで実質無期限。文句の付けようがありません。
また、ポイント利用という観点で見ても、じゃらんnetやポンパレモールなどリクルート関連のサービスで利用できるほか、共通ポイント『Pontaポイント』へ移行できることから、汎用性においても◎。Pontaポイントからドコモのdポイントへ移行することもできますし、JALマイルへ移行することも可能です。
共通ポイント『Ponta』を貯めているという学生も多いと思いますが、そのような方にリクルートカードは役立ちます。ポイント還元率の高い(1.2%)リクルートカードでリクルートポイントをガンガン貯め、貯まったポイントをPontaポイントへ移行すればよいのです。
1リクルートポイント=1Pontaポイントの等価交換で、手続きはネット上で簡単に行えます(即時移行)。Pontaポイントへ移行しても、じゃらんnetやポンパレモールといったリクルート系サービスでもポイントを使うことが可能です。
Pontaポイントが直接貯まるPonta機能付きクレジットカードがないわけではありませんが、ポイント還元率という観点で考えればリクルートカードには適うカードは現状ではありません。
ドコモのスマホを利用し、dポイントを貯めているという学生にも、ポイント還元率の高いリクルートカードは、dポイント獲得用カードとして最適です。
リクルートポイントを直接dポイントへ移行することはできませんが、一旦Pontaポイントへ移行し、そこからdポイントへ移行すればOK。Pontaポイントからdポイントへは、100ポイントから100ポイント単位で移行できますので、ハードル的には低いです。リクルートポイント100ポイント(100Pontaポイント)はカードショッピング8,400円で貯まります。
時間の自由がきく学生時代に、できるだけ海外に行きたい。
このように考えている方も沢山いると思いますが、リクルートカードは、そのような海外志向の強い学生の味方になってくれます。
オーソドックスな理由ですが、まずは海外旅行保険。最高補償額2,000万円の海外旅行保険がセットされています。
保障項目 | 保障額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
治療費用 | 最高100万円 |
救援者費用 | 最高100万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円 免責:3000円 |
利用付帯と言って、旅費のカード払いが保険適用の条件になるタイプですので旅行前には多少の注意が必要ですが、簡単な条件を満たすだけで高額補償の海外旅行保険がセットされます。
市販の海外旅行保険を利用する場合、近場&短期でも数千円程度の保険料が必要になりますので、クレジットカード付帯のものを活用することで確実に旅費を節約することができます。
既に述べたとおり、リクルートカードの最大のウリはポイント還元率の高さです。メインカードとして利用し、貯められるだけポイントを貯めます。そしていざ海外旅行という時に使うのです。
じゃらんnetというリクルートの旅行サイトで宿泊予約をし、代金の一部あるいは全額を貯めたポイントで払えば、ポイント数次第ですが、大きな節約効果をあげることが可能です。サイト管理人自らが実践している方法です(当記事執筆時)。
特典航空券を手に入れることができれば、飛行機代を浮かせます。リクルートカードでもらえるリクルートポイントは、直接JALマイルへ交換することはできませんが、Ponta経由なら可能です。2Pontaポイント⇒1JALマイルのレートで、2Pontaポイントから移行できます。
なお、JALの特典航空券は国際便ばかりではありません。国内便のものもありますので、国内旅行が好きだという方は、国内便の特典航空券を手に入れ、飛行機を利用した国内旅行を存分に楽しむことができます。
リクルートカードは、電子マネーチャージにも強みがあります。これだけを目的にリクルートカードを作る人がいるくらいです。
どのような強みかと言うと対応電子マネーが多いということ。もうひとつは、クレジットチャージ利用分に対してポイント還元があるということ(満額付与)の二点です。電子マネーチャージ分はポイント対象外、あるいは減額としているカード多い中、満額付与としている点は評価に値します。
なお、チャージ可能な電子マネーは、以下のように国際ブランドにより異なりますのでご注意下さい。
VISA/Mastercard | JCB | |
---|---|---|
nanaco | ○ | ○ |
楽天Edy | ○ | × |
モバイルSuica | ○ | ○ |
SMART ICOCA | ○ | × |
なお、電子マネーへのクレジットチャージでポイントが付くか付かないかは、損得に大きく影響します。ポイントが付かないクレジットカードでチャージしても、電子マネー利用時しかポイント付与が行われないのに対し、ポイント付与が行われるクレジットカードでは、チャージ時と利用時の両方でポイントが得られます。いわゆるポイントの二重取りというやつです。
チャージ時の還元率が高ければ高いほどお得度は増しますので、還元率の高いリクルートカードは、電子マネーのチャージ用カードに適していると言うことができるのです。
これまでの説明で触れることができなかった特典のうち、主なものを紹介します。
リクルートカードには、国内旅行保険も付帯しています。死亡・後遺障害時に最大1,000万円迄補償。旅費のカード払いが必要な利用付帯となっています。
リクルートカードで購入した商品が破損、あるいは盗難などで被害に遭ってしまった場合にもらえる保険。購入日から90日間、年間200万円(免責:3,000円)まで補償が受けられます。年会費無料カードで年間200万円補償は最高水準とも言える内容です。
リクルートカードは、VISAとMastercard、JCBの三つの国際ブランドから選べます。国際ブランドによって発行会社が異なり、サービス内容も若干異なるのでご注意下さい。以下は、国際ブランドによって内容が異なるサービスをピックアップし、簡単に評価したものです。
サービス内容 | VISA/Mastercard | JCB |
---|---|---|
電子マネーチャージ | ○ | △ |
海外加盟店 | ○ | △ |
ETCカード発行 | × 手数料1,100円(税込) |
○ |
QUICPay | × | ○ |
ちなみに、サイト管理人はnanacoと楽天Edyのチャージに使っているのでVISAブランドのものを利用しています(当記事執筆時)。モバイルSuicaへのチャージには、ビックカメラSuicaカードを使用しています。
ポイント還元率が高く、メインカードとして使えるのが◎。また、単にポイント還元率が高いだけでなく、獲得ポイントを汎用性の高い共通ポイントへ簡単に移行できる点も◎。その他、電子マネーチャージ時のポイント満額付与も希少サービスであるため高評価。
カード名称 | リクルートカード | |
---|---|---|
年会費 | 本カード | 永久無料 |
ETCカード 希望者のみ | 年会費:無料/発行手数料:税込1,100円 ※JCBの場合、発行手数料は掛かりません。 |
|
最短発行 | 3営業日 | |
国際ブランド | ||
申込資格 | 原則18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上の学生の方。 | |
発行会社 | VISA/Mastercard:三菱UFJニコス株式会社 JCB:株式会社ジェーシービー |