大学生のためのクレジットカード基礎知識

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クレジットカードの作成・所持・利用に掛かる費用-PR-

クレジットカードを作っただけでお金が掛かるのか?あるいは、利用した際にお金が掛かるのか?クレジットカードの使用経験もなければ、作ったこともない。そんな学生には、とても気になることだと思いますし、かなり重要な問題です。

『お金が掛かるなら、クレジットカードを作るのはやめよう』

そんなふうに考える学生も少なくないと思いますが、どのクレジットカードを選ぶかにもよりますし、どのように使うかにもよります。ですから、お金が掛からないクレジットカードを選んで、お金の掛からないように利用すれば、クレジットカードを作ること、持ち続けること、使うことによってお金が掛かることはありません

その辺について整理しながら、もう少し具体的に以下で説明したいと思います。

[目次]

年会費

クレジットカードの費用で一番気になるのが年会費だと思います。

年会費設定はカードにより様々

クレジットカードの年会費には、永久無料のものをはじめ、数百円程度から10万円以上するものまであります。学生の場合は維持コストの掛からない年会費無料カードや条件付き無料カードが基本。年会費の掛かるクレジットカードも沢山ありますが、無料あるいは条件付きの無料カードも同じくらい沢山ありますので、心配には及びません。

追加カードの年会費

クレジットカードの年会費には、クレジットカード本カードに掛かるもの以外に、家族カードやETCカードなど追加カードに掛かるものもあります。いずれも有料になるか無料になるかは、各カードによりますので、ご利用の際はご注意下さい。

なお、ETCカードに関しては、年会費が有料になるケースが多く、例えば、楽天カードのような人気カードのETCカードも年会費が掛かります。

無料カードの有料化に注意

滅多にある話ではありませんが、無料だった年会費がカード会社の方針転換などで有料化することもないわけではありません。そうなってしっまったら解約も含めて維持すべきか否かを考えればいいわけですので心配には及びません。ただ、そういったこともあるということを頭の片隅にでもおいておくといいと思います。

ちなみに、無料カードが有料するケース以外に、有料カードの年会費引き上げというケースもあります。特にプラチナカードやブラックカードのような超上級ステータスカードに多く見られます。

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発行手数料

クレジットカードの新規作成で発行手数料が掛かるケースは皆無と思われますが、追加カードとして作成するETCカードに発行手数料を掛けているクレジットカード、あるいはカード会社はあります。例えば、三菱UFJカード VIASOカードなどは新規発行手数料として1,100円(税込)掛かります。

なお、クレジットカードの紛失や盗難、券面の破損などで再発行をしてもらう場合に再発行手数料が掛かるケースがあります。どのようなケースで手数料が掛かるかは個々のケースによるため一概には言えませんが、ゴールドカードやプラチナカードなど上級ステータスカードなどは再発行手数料が無料となるケースが多い一方、学生が作るような一般カードの場合は手数料が掛かるケースがちらほら見受けられます。

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金利手数料リボや分割などを使わないなら不要

学生を含む多くの日本人が嫌うのが金利手数料です。分割払いやリボ払いでカードショッピングをした場合や、キャッシングを利用した場合に金利手数料が掛かります。カード毎に実質年率が決まっていて、日割り計算で手数料が算出されます。

金利手数料が嫌なら、分割払いやリボ払いによるショッピング、あるいはキャッシングを利用しなければOK。常にショッピング一括払い(二回払いの分割なら手数料はゼロ)を利用している限りは金利手数料は掛かりません。

もっとも、金利手数料というのは、あくまでもサービス利用に対する対価なわけですから、金利というだけで毛嫌いすることはありません。無理して金利の掛かるサービスを利用する必要はありませんが、サービスの中身を正しく理解した上で必要に応じて利用する分には、金利が掛かろうが掛かるまいが、過度に気にする必要はないかと思います。

ちなみに、サイト管理人は、最近ではショッピング一括払いが基本で金利手数料が掛かるサービスに関しては、海外キャッシングをたまに利用するくらいです。国内でのキャッシングは不要なので使いませんし、リボ・分割に関しては、大学生の時に金利が掛かることを承知の上で分割払いを時々利用していました。

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カード明細の郵送手数料

カード利用残高がある場合、毎月カード明細が発行されます。かつては、紙明細の郵送による通知(手数料無料)が一般的でしたが、パソコンやスマホなどで確認できるWeb明細の登場とともに、一部のカード会社、あるいは一部のクレジットカードでは、明細郵送の有料化が行われつつあります。例えば、新生銀行系のアプラスでは、郵送料として税込50円掛かります。

こうした流れは年を追うごと毎に拡大していくものと思われますが、紙の明細を必要としているサイト管理人のような人間にとっては、クレジットカードの選択肢が少なくなっていることを意味しているので、少々厄介な問題でもあります。

なお、紙のカード明細は個人情報が沢山詰まっています。そのままゴミ箱に捨てると個人情報の流出にもつながりますので、処分に困っているという方も少なくないと思います。そういった方は、Web明細に切り替えた方が明細処分の手間がなくなって毎月煩わしい思いをすることがなくなります。

また、ビューカードのようにWeb明細にした場合、明細発行の都度、50ポイント(年間最大600ポイント=600円相当)もらえるお得なカードもあります。そういった視点でカード選びをするのもありだと思います。

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オプションサービス

会員向けに提供されているオプションサービスを利用すると費用が掛かる場合があります。オプションなので利用するしないは、会員に委ねられていますので、心配はご無用。例えば、月々数百円から利用できるクレディセゾンの会員向け保険サービスや年間825円(税込)で利用できる出光カードまいどプラスのロードサービスなどがあります。

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遅延損害金

カード利用分の支払いを期日までに行わなかった場合に掛かる違約金のようなもの。預金残高の不足などが原因で生じます。遅延損害金は、カード請求額と遅延日数、利率により日割り計算されるのが一般的。

遅延した分がショッピング利用分なのか、あるいはキャッシング利用分なのかで利率が異なるのが一般的で、キャッシングの遅延の方が高い利率になる傾向にあります。

学生に人気の三井住友カードを例に見ると、ショッピングの場合で年率14.6%(日割り計算)、キャッシングの場合で、年率20.0%(日割り計算)になります。

なお、カード請求額の支払い遅延は、単に遅延損害金の支払いを求められるだけでなく、完済までのカード利用停止や解約の可能性、信用情報への記録など会員にとって嬉しくないことばかりですので、遅延だけは絶対にしないようくれぐれもご注意下さい。

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最終更新日:2018年10月20日

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