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モバイルSuicaの年会費無料化が発表されました-PR-

JR東日本から、Android端末などで提供されているモバイルSuicaの年会費(税込1,030円)が無料になることが発表されました。また、それに加えて、一部機種でモバイルSuicaが利用できなくなることや、新サービスとの入れ替わりでモバイルSuica特急券のサービス提供が終了することも発表されました(2019年1月16日)。

モバイル Suica 一部サービスの変更および終了について(JR東日本ニュース)

[目次]

モバイルSuicaの年会費無料化

おサイフケータイ対応のAndroidoスマートフォンなどで利用できるモバイルSuicaは原則有料(年会費 税込1,030円)で提供されており、ビューカードを登録した場合に限り当面無料という形で運用されてきましたが、2020年2月26日以降、登録するクレジットカードの種類に関係なく、一律無料で提供されることになりました。

サービス 従来 2020年2月26日~
モバイルSuica(Android/フィーチャーフォン) 1,030円 無料
Apple Pay Suica/Suicaアプリ(iPhone等) 無料
Google Pay Suica(Android) 無料

iPhoneやApple Watchの支払サービスApple PayのSuicaやSuicaアプリケーション、Google Payで提供されているSuicaサービスに関しては当初から無料で提供されていることを考えると、ようやくといった感じではありますが、対応機種さえお持ちであれば、ビューカードを作らずとも気軽にモバイルSuicaを利用できるようになりました。

これにより恩恵を受けるのは、『モバイルSuicaの年会費を払いながら使用していた方』と『モバイルSuicaを使いたかったけど、年会費の支払いを敬遠して、Google PayのSuicaを利用していた方、あるいは全く利用していなかった方』と思われます。

Google PayのSuicaは、Suicaグリーン券の購入ができないなどモバイルSuicaよりもサービス内容にかなり制限があるため、できることならモバイルSuicaを使うに越したことないわけで、年会費が無料になれば、多くの方がモバイルSuicaを利用するようになることが予想されます。

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一部機種でモバイルSuicaサービスの終了

ケータイ(フィーチャーフォン)とAndroidスマートフォンの一部機種で提供されているモバイルSuicaにおいて、ログインを伴うサービスが終了するということも発表されました。サービス終了の対象機種をご利用中の方にとってはかなりの衝撃だと思います。

ログインを伴うサービスはかなりの数に上りますが、サイト管理人が頻繁に利用しているオートチャージ、Suicaグリーン券の購入、利用履歴表示なども含まれていました。

ちなみに、ログインを必要としないサービス、例えば、鉄道利用や買い物利用、現金チャージなどはサービス終了後も利用可能です。また、オートチャージは、登録中のビューカードの有効期限が切れるまでの間は利用できるほか、定期券も期限までは利用できるとのことです。

機種 終了予定
ケータイ(フィーチャーフォン)の全機種 2020年2月25日か
2020年12月22日
Android端末の一部 2020年12月22日

指定機種以外でもAndroid 4.4以下でご利用の場合、2020年3月以降(予定)モバイルSuicaが利用できなくなるそうです。

モバイルSuicaの利用可否は既に利用している方にとっては死活問題になります。サイト管理人が利用している機種は幸い含まれておりませんでしたが、ひとつ前の機種がリストアップされていましたので少し冷っとしました。

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モバイルSuica特急券のサービス終了

今後(2019年度末)予定されている新しい新幹線IC乗車サービスの実施に伴い、チケットレスで新幹線に乗車できる『モバイルSuica特急券』のサービス提供が終了になるとのこと。

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モバイルSuica無料化でビューカードに残されたSuica関連のメリットは?

ビューカードを作成するメリットの一つ『モバイルSuicaの年会費当面無料』がなくなることになりましたが、それでも、以下二つが大きなメリットとして残されています。

オートチャージ

Suicaはあらかじめチャージ(入金)した金額でもって交通運賃を払ったり、買い物の支払いができるわけで、チャージ残高を超える決済をしようとするとエラーになってしまいます。駅の自動改札であれば扉が閉まってしまい、足止めを食らってしまいます。

そうならないために使えると便利なのがオートチャージサービスです。自動改札通過時に指定残高以下だった場合にあらかじめ指定した一定額を自動的にチャージしてくれる仕組みです。

これは大変便利でサイト管理人も使用していますが、オートチャージは、ビューカード会員向けのサービスの一つで、イオンSuicaカードなどTypeⅱ表示のある提携カードでも利用できるサービスです。

Suicaチャージでポイント3倍

Suicaへのチャージをクレジットカードで行ってもポイント還元の対象外となるケースが多い中、ビューカード(Typeⅱ表示のないもの)でチャージをするとポイントが通常の3倍になります。還元率で言うと1.5%になりますので、かなり大きいです。Suicaを利用する機会が多い方にとっては、メリットの大きいサービスとなります。

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最終更新日:2019年1月19日

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