詳細⇒イオンSuicaカード
イオンSuicaカードは、流通系カードの大手イオンカードと交通系カードの覇者ビューカードの提携により誕生したもので、ベーシックなイオンカードにSuica機能をはじめとするビューカードの一部機能がドッキングした超多機能カード。
これでもかと特典を盛り込んだにも関わらず年会費は永久無料と学生向き。Suica搭載カードは他にもありますが、年会費は原則有料。年会費の負担なく作れるイオンSuicaカードは、貴重な存在と言えるでしょう。
以下、主な特典を見てみます。
イオングループ各店での割引やポイント優遇などのほか、補償期間の長い(一般の2倍)ショッピング保険やイオンシネマでの映画チケット割引特典。他では滅多に付帯していないETCゲート車両損傷お見舞金制度(ETCカードにセット)などが、イオンカード側特典としてついてきます。
ビューカード側特典としては、交通系ICカード(電車などの乗降に使用)あるいは電子マネーとして利用できるSuica機能(オートチャージ機能も搭載)のほか、海外旅行保険や国内旅行保険といった旅行保険がセットされています。
また、電子マネーという観点で見た場合、一体型としてセットされているSuicaに加え、別カードで持てるWAON(分離型カード)やおサイフケータイで使えるiD(要登録)がセットされるなど、決済機能の豊富さも魅力です。
特典が多いと焦点がぼやけてしまいがちですが、Suica目的で作るのもいいですし、イオングループの店舗利用が多い方なら割引・ポイント狙いで作るのもいいでしょう。保険では、ショッピング保険や国内旅行保険目的でもok。その他、総合的に特典が豊富だということで持つのも悪くはありません。
年会費無料で特典も盛り沢山。学生用入門カードとしては申し分のないクレジットカードと言うことができます。
イオンSuicaカードは次のような学生におすすめします。
Suica機能付きのクレジットカードは、ビューカードやビューカードと提携しているいくつかのカード会社が発行していますが、年会費が掛かるケースが大半で、イオンSuicaカードのような年会費無料のものは極めて稀と言えます。そのため、年会費を掛けずにSuica付きクレジットカードが欲しいという方は、イオンSuicaカードを検討してみることをおすすめします。
どのような特典やサービスを欲しているか自分自身よく分からないという方は、学生などクレジットカードに不慣れな方に多いと思います。とにかく年会費が無料で特典やサービス・機能が多いクレジットカードを作っておきたいと考えている学生も少なくないのではないかと思いますが、イオンSuicaカードは、そんな方にもおすすめです。
イオンSuicaカードは、ポイントプログラムにはじまり、イオン関連の割引・ポイント優遇サービス、Suica関連、旅行保険を始めとする付帯保険など、あげればキリがないほどサービス・特典が豊富です。
年会費無料で作れるETCカードは他にもありますが、イオンSuicaカードのETCカードには、ETCゲート車両損傷お見舞金制度(詳細は下の表で)という他にはあまり見られない特典が付いてきます。万が一の際にお見舞金を支給してくれる特典ですので、高速道路でドライブをする機会がある学生におすすめです。ちなみに、このお見舞金制度は、イオンSuicaカードだけではなく、他のイオンカードのETCカードにも同様に付いています。
イオンSuicaカードの注目機能は何と言ってもSuicaですが、関連サービスを二つ紹介します。
自動改札を通過する際に、Suica残高が設定金額以下になっていた場合に自動で一定額(設定可能)をクレジットチャージしてくれる便利機能『オートチャージ機能』がイオンSuicaカードには備わっています。Suicaのようなチャージ式の電子マネーにはなくてはならない大変便利な機能です。 オートチャージ設定は駅構内などにあるVIEW ALTTE(ビューアルッテ)というATMで簡単に行えます。
なお、オートチャージは、首都圏・新潟・仙台のSuicaエリアとPasmoエリアで行うことができます(一部利用できない改札機もあります)。
モバイルSuicaを利用するにはクレジットカードの登録が必要になりますが、イオンSuicaカードを登録すると通常掛かる税込1,030円の年会費が当面の間、無料になります。10年以上、当面無料と言っているので、もうしばらく続くのではないかと思います(あくまでもサイト管理人の個人的見解ですが・・)。
特典の豊富さは半端じゃありません。
ポイント | 付与 | 200円利用毎に1ポイント(有効期間:2年) | |
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交換例 | 1,000ポイント⇒1,000WAONポイント 1,000ポイント⇒1,000円分Suicaチャージ その他ギフト券や各種賞品と交換できます。 |
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買い物 | いつでも | イオン、マックスバリュ、ミニストップなどイオングループの対象店舗でカードショッピングをするといつでもポイント2倍※イオンJMBカード、JQ SUGOCAなどときめきポイントの付かないカードは対象外 | |
毎月20日と30日 | 【お客さま感謝デー】 イオンその他イオングループ各店で5%引き。 ※支払い方法:クレジット払い、WAON |
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毎月10日 | 【ときめきWポイントデー】 カードショッピングでポイント2倍。 |
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保険 | 海外旅行保険 | 自動付帯 ・死亡/後遺障害:最大500万円 ・治療費用:最大50万円 ※補償が貧弱なので海外旅行保険目的でのカード作成はおすすめしません。 |
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国内旅行保険 | 利用付帯:旅費(の一部)をイオンSuicaカードで払う必要あり ・死亡/後遺障害:最大1,000万円 ・入院保険金:3,000円/日 ・通院保険金:2,000円/日 ・手術保険金:入院保険金日額の10倍または5倍 |
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ショッピング保険 | 年間最大50万円(補償期間:180日) ※購入金額5,000円未満のものは対象外になります |
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その他 | ETCゲート車両損傷お見舞金制度 | 高速道路などのETC開閉バーに衝突し、車両が損傷した際にお見舞金5万円が払われます(年1回)。追加カードとして作れるイオンETCカードにセットされたお見舞金制度で、他のカードには一般的にセットされていない希少特典です。 | |
映画割引 | イオンシネマで割引 ・一般通常料金から300円引き※同伴者1名(大人)までOK。 ・毎月20日と30日は1,100円で鑑賞可(カード会員のみ) |
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電子マネー | Suica(一体型)、WAON(分離型カード/別途購入300円(税込)) iD(おサイフケータイ/要登録) ※モバイルSuica年会費無料(通常税込1,030円) ※Suicaオートチャージ機能 |
イオンSuicaカードを申し込もうと考えている方に抑えておいて欲しい注意点を二つ紹介します。
イオンSuicaカードは、カード利用額200円(税込)毎に1ポイント付与されるのが基本ですが、SuicaやモバイルSuicaへのクレジットチャージに利用した場合、あるいはJR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、券売機などで利用すると、400円(税込)毎に1ポイントとポイント還元率が半減してしまうことにご注意下さい。
一方、「ビュー・スイカ」カードなどビューカード発行のSuica機能付きカードの場合、Suicaチャージなど上記の用途で利用した場合、還元率1.5%とポイント付与率が3倍にアップします。
ビューカード発行のクレジットカードの中には、「ビュー・スイカ」カードやJRE CARD(Suica定期券付)などSuica定期券とクレジットカードを一枚で持てるものがいくつか発行されていますが、イオンSuicaカードには、そのような機能は付いていませんのでご注意下さい。
Suicaチャージ時のポイント還元率が低いなど残念な部分もありますが、Suica機能付きのクレジットカードを年会費無料で作れるのは◎。Suicaカード作成の際に払うデポジット(預り金)が嫌だという方やクレジットカードとSuicaを一枚で持ちたいという学生にはピッタリだと思います。
その他、使用するしないは利用者に委ねられますが、イオン関連の特典や豊富な電子マネー機能、各種付帯保険にお見舞金制度付きのETCカードなど、特典・サービスが多ければいいという訳ではありませんが、年会費無料でこれだけの特典が付けられるのは評価に値すると言えるでしょう。
詳細⇒イオンSuicaカード
カード名称 | イオンSuicaカード | |
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年会費 | 本カード | 永久無料 |
ETCカード 希望者のみ |
年会費:無料/発行手数料:無料 | |
最短発行 | 約2週間 | |
国際ブランド | ||
申込資格 | 18歳以上で電話連絡可能な方。高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降なら申込可能。 | |
発行会社 | 株式会社イオン銀行 |
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最終更新日:2018年11月13日