楽天カードから一部電子マネーへのクレジットチャージ等について、2017年10月31日利用分をもってポイント付与の対象外にするという発表がありました。
いつかこの日が来るであろうと予想していた方も沢山いたと思いますが、ついにその時が来てしまいました。サイト管理人自身は、楽天カードを使用していなかったため(何年も前に解約済)、直接の影響はありませんが、nanacoチャージ用のサブカードとして近々楽天カードを作ろうかと検討中だったため、無駄にカードを作らずに済みました。
今回、ポイント付与の対象外となるのは以下となります。詳細は公式発表でご確認下さい。「楽天カード利用獲得ポイント」に関する変更のご案内
モバイルSuicaについては、チャージだけでなく、Suicaグリーン券やモバイルイSuica特急券の購入、年会費の支払いなどもポイント対象外になるそうです。
今回の発表について以下の点にご注意下さい。
今回、ポイント付与の対象外とされたのは、nanacoやモバイルSuicaなどであって、楽天Edyは大丈夫です。従来どおり、200円に付き1ポイントが付与されます。
今回の発表はnanacoなどへのクレジットチャージ等がポイント付与の対象外になるという話であり、クレジットチャージそのものができなくなるわけではありません。ポイントを気になさらない方はこのままnanacoなどのチャージ用カードとして楽天カードを使い続けてもよいと思います。
2017年10月31日ご利用分まで。ただし、10月31日までに利用した分であっても11月5日迄に売上情報が楽天カードに届いていない場合は、ポイント付与の対象外になるそうです。ご注意下さい。
今回の発表を受けて、電子マネーチャージに関しては、他のクレジットカードに乗り換えようと考える方が少なからずいると思いますが、他のクレジットカードに乗り換えたとしても、乗換先で同様の措置が取られる可能性は十分ありますのでお気を付け下さい。
今後、nanacoチャージ用のクレジットカードとして考えられるものをいくつか紹介したいと思います。※nanacoへのクレジットチャージでは、ポイントがもらえないカードが大半を占めています。
まず、候補に挙がるのはリクルートカード。年会費無料でポイント還元率1.2%。旅行サイト『じゃらん』などで使えるリクルートポイントとして付与されますが、Web上の簡単な手続きで人気共通ポイントの『Ponta』へ移行可能です。
なお、リクルートカードでは、国際ブランドによりポイント対象となる電子マネーが以下のように異なります。
国際ブランド | 電子マネー(ポイント対象) |
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Visa/Mastercard | nanaco/モバイルSuica/楽天Edy/SMART ICOCA |
JCB | nanaco/モバイルSuica |
あと、念のためですが、リクルートカード(VISA/Mastercard)でnanacoチャージできるのは毎月(1日から末日まで)20万円が上限になっていますのでご注意下さい(JCBについては不明です)。
セブンカード・プラスも一考に値します。年会費は条件付き無料(年間5万円以上のカード利用で翌年度無料/通常は税込500円)でポイント還元率はごく平均的な0.5%。
年会費・還元率で先に紹介したカードより劣ってしまいますが、唯一オートチャージが可能であり、nanacoの運営会社であるセブン・カードサービスが発行しているクレジットカードですので、nanacoへのクレジットチャージ分をポイント対象外にする可能性はそれほど高くないと思われます。
最終更新日:2017年9月22日